ドイツ温泉紀行 Ⅲ(バートヴェリスホーフェン①)

ドナウヴェルトからアウグスブルクで乗り換えバートヴェリスホーフェン駅に到着。

 

楽しみにしていたクナイプ療法のホテル”Sebastianeum”です。

ここはセバスチャン・クナイプ神父自身が設立した施設との事。

今回3泊食事付き、アロママッサージ、フットバス、リフレクソロジー、アロマヴィッケルの”ENERGIEtage”(エネルギーターゲ)というパッケージプランを予約しました。

 

普通に旅行しているだけなら話せなくてもまあ何とかなるのですが、英語はほぼできない。ドイツ語も幼稚園児レベルなので、施術の時のやりとりに少々不安はありましたが、いざとなればグーグル翻訳を使えばいいか。と気楽に考えチェックインしました。

 

フロントでマッサージの時間等説明を受けましたが半分くらいしか理解できなかったので、「ドイツ語(英語も)があまりできないので部屋でこの冊子を読みます。」と伝えると、スタッフの方を呼んでくれました。

スタッフに案内され、まずは食堂で責任者の方から「ここがあなたのテーブルです」と教えもらい、次はプール、施術用のフロント、お部屋と丁寧に説明してもらいました。

受け取った冊子には、マッサージの時間や担当者が記入されています。

2日目にアロママッサージとアロマヴィッケル、3日目にフットバスとリフレクソロジーとなっていました。

都合が悪ければ時間を調整してくれるようです。

 


18時の夕食の時間まで1時間ほどあったので、ホテルの周りを散歩してみました。

町のメイン通りのようでお店が並んでいますが、療養地だからなのか?薬局と靴屋さん率がとても高い 。足に良い靴として売られているメーカーのものが日本の半額程で売っていました。

 

夕食の時間となり食堂へ。滞在客は高齢のご夫婦が多いようです。

この日はサラダビュッフェとスープ、七面鳥のライス添えをいただきました。

 

予約の時には朝晩2食だと思っていたのですが、ランチも付いていました。

翌日のメニューがテーブルに置いてあり、メインを選んでチェックをしておくと翌日出してくれるようです。

(ランチはクナイプメニュー、フィットネスメニュー、アルゴイ(地元)メニューの3種から・ディナーはフィットネス、アルゴイの2種から)

私は最終日までそれに気が付かず、記念に持って帰ろう。と部屋に持って帰ってきていたため、スタッフの方がこれでいいですか?と持ってきてくれたものをいただいていました。

 

朝食以外は食事の時間が決まっています。規則正しい生活。というクナイプ療法にも沿っていますね。

南ドイツの保養地ではこういった朝晩の2食(Halbpension)や昼も付いた3食付き(VollPension)の宿があるようです。

 

食後は館内を探検。

増改築されたちょっと迷路のような建物は子供の頃からワクワクします(笑)。

礼拝堂、瞑想室、図書室、給湯室等などがありました。

お部屋に保温ポットがあるので、皆さん給湯室でハーブティーを入れて給湯室や部屋で飲んでいるようです。

ハーブティーの品揃えがすごい。ハーブ単品もたくさんありますが、「肝臓・胆嚢」「睡眠・イライラ」「咳・気管支」と名前のついたものも。

 

飲んでみたいけど買って好きじゃなかったら...と迷っていたハーブティーを試すことができました。